アキエノート

アルパカとねこすけとハムスターと犬です。

レビュー:モンスター

百田尚樹の「モンスター」を読みました。

さすが、百田尚樹。 私の読書スピードでも2日で読み終わりました。 私は主人公にすごく共感しました。

女の美と狂気の愛が読める一冊なので、気になった方はぜひ。

スーパー整形美人の主人公が、子供の頃に好きだった子を大人になってから口説き落とすという話。

私のこの本の好きなところは、整形のために体を極限まで売ってるところです。 私には絶対できないことを必死でやり、整形を進め、ブス・バケモノから他人を見返して行く美人になるところが好きです。 そこにたどり着くには、ブスだから体を売ればいいんだ、整形するなら体なんていくらでも売るという潔さがまたいいです。

崎山が最後に迎えに来ますが、彼だけは主人公の元のバケモノ顔が好きだったのではないか?と思いました。 迎えに来た崎山がかっこよかったです。 なぜついていかなかったのか…と思いましたが、狂った愛故です。

急速に顔を変えて、きれいになる女性のテンポのよい本を読みたい方はぜひ。