アキエノート

アルパカとねこすけとハムスターと犬です。

レビュー:午後からはワニ日和

似鳥鶏の「午後からワニ日和」を読みました。 もともとは同作者の「迷いアルパカ拾いました」というタイトルをAmazonで見かけて、タイトルと表紙に興味惹かれすぎて、じゃあ1作目から読むか!という感じで読み始めました。 動物園推理小説というなかなか異色な本でした。

午後からはワニ日和 (文春文庫)

午後からはワニ日和 (文春文庫)

動物園からワニ、ブタ、トリが怪盗ソロモンに誘拐されてしまい、ソロモンが何者なのかを飼育員達で推理し、行動して行くお話。 推理小説初心者の私には展開が読めず、最後まで犯人がわかりませんでした。 しかし、最後のオチと悲しい結末まで読むとあぁ…となります。 推理して行くというよりも、登場人物と一緒に行動し、考える小説と言った方が近いかもしれません。

タイトルにかなり惹かれて買いましたが、読み終えたら挿絵がどれが誰なのか分かるので、そこもまた楽しめます。 続編も面白いタイトルなので、楽しみです。

動物好き、推理小説初心者の人にオススメです。