アキエノート

アルパカとねこすけとハムスターと犬です。

知の成立

知の成立

心理学の研究には「知」というのがあります。知能指数とかIQとかそういうのが一般的に知られていますが、知能を数字で示そうとしたのがそれらです。

知は「遺伝」か「環境」か

知は「遺伝」かという議論はずーっとされていて、50%は遺伝で規定されるとか言われてます。でも、もちろん、知には環境による影響も受けています。環境による影響、環境要因の代表は言語の獲得や歩行などが挙げられます。赤ちゃんは母親や父親などの会話から言葉を習得し、歩行も人が歩行する姿を見て獲得していくとされています。
また、教育も環境要因に含まれます。ここで注意なのは、教育とは個人差の消滅が目的ではなく、教育を受けるもの全員を伸ばすことにあるということです。

知の構成性

知の構成性とは子ども自身がすでに持っている知識・能力を使って外界に積極的に働きかけ、意味付けを行うことです。

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構成する


また、自分の持っているものを駆使ししても、理解できなかった場合は自らの知識や枠組みを変更します。この理解できなかった時、変更するというの知の構成性です。

http://instagr.am/p/UTRyJPngn9/
わからない…

http://instagr.am/p/UTR0hCngn-/
枠組み(視点)を変える。この場合は、「甘い」に「果物」という枠組みを追加しています。

知の社会性

一方、知の社会性とは社会が用意した活動に参加できるようになる知のことを言います。例えば学習がそれにあたります。